世界初の中東カタール国で開催されるFIFAワールドカップ。あの暑い中東でとお思いでしょうが、カタールの11月は季節感があり10月から3月頃までは日本の秋を思わせる一番旅行に適した時期です。雨も少なく快適な時間を過ごす事ができるでしょう。

そして、まず、驚かれる事はカタールワールドカップに備えて新しく建設された近代的 な地下鉄（メトロ）、改装、新装なった競技場、なかには冷房付のスタジアムもあります。過去FIFAブラジルワールドカップ、FIFA南アフリカワールドカップ等、競技場までの移動時間が6時間～半日又はそれ以上と大変に不便でした。しかし、カタールワールドカップはこれ迄になかった程、コンパクトで移動に便利な大会です。新設されたドーハメトロを利用すればドーハの中心地から1時間前後で行けます。しかもFIFAの公式チケットを購入された方は「ファンIDカード」が発行されます。これを所持していればドーハ市内の地下鉄など無料で乗れる特典もあります。まさに応援する方にとっては一番便利な大会になるでしょう。

中東で初めて開催される「カタール2022年ワールドカップ」の為、日本人にはなじみが浅い国と思われがちですが、カタールと日本との関係は文化面、スポーツ面などでも多くの交流があります。また経済面でも原油、天然ガスの大事な輸入国であります。さらに一般に知られていないのがカタール国は世界で一番裕福な国です。国民総生産は世界一になった事もあります。

中東においてカタールドーハは治安も比較的安定しており、治安を維持するための警察官の数は日本より多いとの事です。電気、水道、ガスは無料、消費税、所得税もありません。伝統衣装をまとって高級車で駆け巡る富裕層等、イメージする以上に近代化が急速に進んでいるカタール、ドーハの市内です。そして数多いイスラム国の中で親米のスタンスを取る数少ない国家です。また親日国でもあります。国際空港もドーハ1か所で空港内は新しく非常にきれいで清潔です。

外国人が多い為英語とアラビア語で標識等が併設されておりホテル、ショッピングモール、レストラン等でも英語が普通に使えます。治安は良くても夜の市内は暗い場所もありますから夜は女性の一人歩きは避けた方が良いでしょう。また、服装も露出が多い服装は避けた方がよいでしょう。女性はスカーフ等で顔を隠す事も有ります。念の為スカーフは持参した方が良いでしょう。

民族系のホテルは安くても宿泊するのは避けた方が良いでしょう。出来れば欧米系の名前が通ったホテルがおすすめです。特に男性の方、お酒の好きな方は高級ホテルのバー、レストランではお酒が飲めますが街中等ではお酒は飲めません。強敵、ドイツ、スペインと戦う日本チーム、欧州サッカー王国と戦える機会はそうありません。勝負は時の運、まずはアウエイーで戦う日本選手の武運を祈ります。カタールワールドカップのような便利でコンパクトな大会はそう簡単には経験できません。人生の思い出の一つとしてカターワールドカップを楽しんでください。ミニ情報が少しでもお役に立てばと思い筆をとりました。

カタール2022の応援旅行ご興味がある方はqutar22@suworldtours.co.jp まで